川越市六軒町に新しくオープンしたパン屋さん 炉炉。
落ち着いた佇まいの外観に、ふわっと漂うパンの香り。
一見すると昔からこの場所にあったような雰囲気ですが、ここは、かつて薬局として使われていた建物をリノベーションしたベーカリーです。
すべてを新しくするのではなく、この場所が持っていた空気感や記憶を大切にしながら、新たな役割を与えられたお店。
六軒町というまちに、静かに溶け込んでいます。
Contents
もともとは「まちの薬局」だった建物
炉炉の店舗は、以前、地域に根ざした昔ながらの薬局として使われていた建物でした。
お店のInstagram投稿をさかのぼると、改装の過程が丁寧に記録されています。
外観や構造の雰囲気をできるだけ残しながら、少しずつ手を加えていく様子からは、「新しく作る」のではなく「引き継ぐ」ことを意識したリノベーションであることが伝わってきます。
結果として、店内にはどこか懐かしく、落ち着いた空気感が漂い、パン屋でありながら、長年そこにあった場所のような安心感があります。
店名「炉炉」に込められた、日常へのまなざし
「炉炉(ろろ)」という店名からも感じられるのは、あたたかさと、日常への寄り添い方。
派手な演出や流行を強調する投稿よりも、パンそのもの、仕込みの様子、店づくりの過程が淡々と、誠実にされています。
毎日の食卓に並ぶパンだからこそ、
気取らず、でもきちんと美味しいものを届けたい。
そんな姿勢が、言葉よりも投稿の積み重ねから伝わってきます。
店主の歩みと、パンづくりへの向き合い方
店主の詳しい経歴については多くは語られていませんが、
開店までの準備期間や試作の様子、少しずつ整っていく店内の投稿からは、パンづくりに真摯に向き合ってきた時間が感じられます。
短期間で立ち上げたお店というより、
積み重ねの先に、ようやくオープンを迎えたパン屋。
そのプロセスがあるからこそ、オープン直後から「落ち着いたお店」という印象を受けるのかもしれません。
六軒町という立地に、ちょうどいい存在
観光地としてにぎわう川越中心部から少し離れた六軒町。
炉炉は、観光客向けのパン屋というより、地域の日常に寄り添う存在です。
散歩の途中に。
仕事帰りに。
週末の朝に。
特別な目的がなくても、自然と立ち寄りたくなる。
そんな「まちのパン屋さん」として、これから六軒町の風景の一部になっていくことが想像できます。
まとめ|建物の記憶とともに、これからのパン屋
元・薬局という建物の記憶を引き継ぎながら、新たにパン屋として歩み始めた「炉炉」。
場所の歴史を尊重し、日常に寄り添うパンを焼く。
その姿勢が、店内の空気やパンの佇まいに表れています。
六軒町で、静かに、でも確かに根を張っていく一軒。
これからの時間の積み重ねも、楽しみにしたくなるパン屋さんです。






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