2026年3月28日、埼玉県川越市の一番街商店街で「江戸の日」が開催されました。
蔵造りの町並みで知られる川越が、この日はまさに“本物の小江戸”へと姿を変える特別な一日。歴史と文化が色濃く残る街だからこそ実現できる、唯一無二のイベントです。
川越在住の筆者も実際に足を運び、その魅力を存分に体感してきました。本記事では、「江戸の日」の見どころや当日の雰囲気を詳しくご紹介します。
Contents
江戸の日とは?川越が江戸に変わる一日
「江戸の日」は、川越一番街商店街を中心に開催される人気イベントで、江戸時代の文化や暮らしを体感できるのが最大の魅力です。
当日は、商店街の人々が江戸時代の装束に身を包み、言葉遣いや立ち振る舞いまで“江戸人”として来場者を迎えてくれます。
蔵造りの歴史的な建物がそのまま舞台となるため、まるで映画のセットではなく“本物の江戸の街”に迷い込んだような感覚を味わえます。
一歩足を踏み入れれば、現代の喧騒から切り離された非日常空間。観光というより“体験”に近い価値があるイベントです。
見どころ①:江戸装束の商人たちによる粋なおもてなし
まず注目したいのが、江戸時代の衣装をまとった商人たち。
単なるコスプレではなく、所作や言葉遣いまで徹底されており、来場者とのやり取りも非常にリアルです。
「いらっしゃいませ」ではなく、江戸言葉での呼び込みや会話が飛び交い、まるで時代劇の中に入り込んだかのような没入感があります。
写真撮影にも気さくに応じてくれるため、観光客にとっては絶好のフォトスポット。家族連れやカップルにも人気なのが頷けます。

見どころ②:臨場感あふれる時代劇パフォーマンス
江戸の日では、街そのものを舞台にした時代劇が披露されます。
歴史ある建物の前で行われるため、背景も含めて圧倒的なリアリティ。
役者たちの熱演に引き込まれ、笑いや拍手が自然と起こる会場の一体感は、まさにライブならではの魅力です。
時間ごとに複数回上演されるため、街歩きをしながら気軽に楽しめるのもポイント。観光とエンタメが融合した、川越ならではの体験です。
見どころ③:和楽器演奏やわらべ唄で感じる日本文化
イベント中は、津軽三味線などの和楽器演奏も行われ、街全体が日本の伝統音楽に包まれます。
その音色はどこか懐かしく、歩いているだけで心が落ち着く不思議な感覚に。
さらに、川越にゆかりのある「とおりゃんせ」などのわらべ唄も披露され、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
視覚だけでなく、聴覚からも江戸の世界観を体験できるのが、このイベントの奥深さです。
見どころ④:圧巻の「結髪実演」—江戸の美が目の前で蘇る
今回特に印象的だったのが、日本髪の結髪実演です。
江戸時代の髪型は、単なるおしゃれではなく、その人の身分や職業、既婚・未婚といった情報を表す“名刺”のような役割を持っていました。
実演では、熟練の結髪師が櫛一本で髪を整え、見事な日本髪を作り上げていきます。
その手さばきはまさに職人技で、会場からは思わず感嘆の声が上がるほど。
普段なかなか見ることのできない伝統技術を間近で体感できる、非常に貴重な機会です。
見どころ⑤:体験型イベント
江戸の日は“見るだけ”では終わりません。
来場者自身が参加できる体験型イベントも充実しています。
例えば、川越オリジナルの「蔵の街かるた」では、江戸姿の商人たちと一緒に遊びながら歴史を学ぶことができます。
また、青物売りの実演では、江戸口調でのやり取りが繰り広げられ、思わず笑ってしまう場面も。
子どもから大人まで楽しめる工夫が随所に散りばめられている点も、このイベントの魅力です。

川越観光との相性も抜群
江戸の日は、川越観光と組み合わせることでさらに楽しさが広がります。
一番街周辺には、時の鐘や菓子屋横丁といった人気スポットが点在しており、食べ歩きやカフェ巡りも楽しめます。
イベントの合間に立ち寄ることで、より充実した一日を過ごすことができるでしょう。
特に春は気候も良く、街歩きに最適なシーズン。江戸の日は、川越観光のベストタイミングとも言えます。
川越の「江戸の日」は、単なる観光イベントではなく、“江戸時代を体験できる”貴重な機会です。
・江戸装束の商人たちによるリアルなおもてなし
・街全体を舞台にした時代劇
・和楽器やわらべ唄による文化体験
・伝統技術を間近で見られる結髪実演
・参加型の体験イベント
これらすべてが融合し、川越ならではの唯一無二の空間を作り上げています。
歴史好きはもちろん、観光や街歩きが好きな方にも強くおすすめできるイベントです。
次回開催時には、ぜひ現地でこの“江戸の空気”を体感してみてください。





この記事へのコメントはありません。