川越観光でにぎわう蔵造りの町並みを抜け、氷川神社へ向かう道すがら。
ふと立ち止まりたくなる路地裏に、個性あふれるカフェがあります。
それが「Little Edo Coffee(リトルエドコーヒー、通称 LEC)」です。
酒屋から生まれたカフェ
実はこの建物、もともとは酒屋さんだった場所。
その名残で店内の棚には、いまでも数々のお酒のボトルが並びます。
「古き良き」と「新しいカフェ文化」が融合した雰囲気は、川越らしい時間の流れを感じさせてくれます。

インダストリアルな内観と存在感あるハーレー
店内に入るとまず目を引くのは、堂々と鎮座するハーレーダビッドソンのバイク。
そしてその斜向かいには、光沢を放つコーヒーの焙煎機。
無骨さと洗練さが同居するインダストリアルな内装は、まるで工房のようでもあり、男心をくすぐります。
ハーレーと焙煎機の並びは、ここだけの特別な景色。
自家焙煎コーヒーと手作りスイーツ
もちろん主役はコーヒー。作り置きはせず、注文を受けてから一杯ずつ丁寧にハンドドリップ。
立ち上がる香りは、観光の疲れを忘れさせてくれるご褒美そのものです。
私が訪れたときにいただいたのは、ラテと手作りのプリン、そしてハンドドリップのコーヒー。
プリンは昔ながらの固め食感で、やさしい甘さが広がります。
ラテはまろやかで飲みやすく、そしてドリップコーヒーは焙煎の香ばしさが際立ち、後味すっきり。

氷川神社の行き帰りにぴったり
LECは、蔵の街並みと氷川神社をつなぐ導線上にあり、観光途中の休憩にもぴったり。
喧騒から一歩離れ、静けさの中でゆっくり過ごせるのも魅力です。
基本情報
最後に
川越の路地裏で出会える「Little Edo Coffee」は、観光客にとっては特別な立ち寄りスポット、地元の人にとっては日常に寄り添うサードプレイス。
酒屋の面影とハーレー、焙煎機が織りなす独特の空気感の中で、自家焙煎コーヒーを片手に過ごすひとときは格別です。
観光の合間に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


この記事へのコメントはありません。