川越祭りとは、繋がりだ。——HANAViディレクター徳宮が川越祭りで感じたこと

川越の秋を彩る一大イベント「川越祭り」。
街中にお囃子の音が響き、人々の笑顔と提灯の灯りが夜空に揺れる光景は、まさに“生きている伝統文化”そのものです。

そんな川越祭りを、今年は一人の市民として家族とともに楽しませていただきました。
HANAViディレクターの徳宮です。

■ 家族と歩いた、川越の夜

当日は2歳の娘を連れて、街のあちこちを歩きました。
娘は山車を見るたびに目を輝かせ、お囃子のリズムに体を揺らし、
獅子舞に噛まれて泣き、屋台のトルコアイスで顔をベタベタにしながら笑いました。

その無邪気な姿を見ていて、ふと感じたのです。
——川越祭りとは「繋がり」そのものだ、と。

■ 地域をつなぐ、伝統の力

祭りの日、街の人たちは同じ着物をまとい、山車を引き、お囃子を奏でます。
普段はそれぞれの場所で生活している人々が、この日は一つのチームになる。
世代も職業も違う人たちが、同じリズムで息を合わせる。
その姿は、まさに“地域の絆”の象徴でした。

そして、もうひとつの「繋がり」——それは世代間の繋がりです。
長い年月を経て受け継がれてきた伝統が、今の世代から次の世代へと手渡されていく。
その光景に、川越という街の“時間の流れ”と“文化の深さ”を感じました。

■ 娘に伝えたい「楽しい伝統」

娘にとっても、川越祭りは特別な体験。
泣いたり笑ったり、五感すべてで“今”を感じていました。

私は思いました。
この楽しい伝統を、次の世代に引き継いでいきたい。
そして、来年は私も山車を引く側として参加したい、と。

■ HANAViが目指す「地域の繋がり」

HANAViは、川越の“人・店・文化”を紹介する地域メディアです。
私たちは、取材や動画を通して、地域の「繋がり」を可視化していきたいと考えています。
川越祭りが地域の絆を深めるように、HANAViもまた“人と人、人と街をつなぐ媒介”でありたい。

川越祭りの灯りのように、人の心を温めるメディアでありたい。
そう願いながら、HANAViはこれからも川越の“いま”を伝え続けます。

YouTubeはこちら👉 https://youtu.be/e_Va2X8Qh9k

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